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マスクで肌あれ?原因と予防法をチェック

本格的な秋に突入して気温も下がり、過ごしやすい陽気になってきたこの頃。

暑い季節に汗をかきながらマスクをつける必要はなくなったものの、やはりマスク着用による肌荒れの悩みは一向に無くならないですよね。

「マスクをつけていると口周りにニキビや吹き出物ができてしまう…」

「マスクが触れる箇所がかぶれてしまう…」

そういった肌トラブルはマスク着用による肌荒れ、いわゆる“マスク荒れ”かもしれません。

マスクが肌荒れを引き起こす原因と、マスク荒れの対策方法について解説します。

 

マスクによる肌トラブルの原因とは?

  • マスク蒸れ
    マスクの内側は吐く息で蒸れて高温多湿になり、ニキビを引き起こすアクネ菌などの細菌や雑菌が繁殖しやすくなっています。また夏場のマスクの着用は、汗や皮脂の過剰な分泌を引き起こし、かゆみの原因にもなります。

  • 肌の乾燥
    マスクをつけている間は吐く息がこもっているので、一見肌が潤っているように感じるかもしれませんが、マスクを外すと中に溜まっていた水分が一気に蒸発、その際に肌内部の水分まで一緒に奪われてしまいます。特に空気が乾燥している秋冬は、より肌のカサつきが目立つようになります。

  • 摩擦による刺激
    マスクが肌に直接触れる部位は、つけ外しするたびに肌とマスクがこすれてかぶれなどの肌トラブルを起こしやすくなります。
    私たちの肌の表面を覆っている角質層は、毎日のマスクのつけ外しにより、少しずつダメージを受けています。ケアを怠っていると、外部刺激から肌を守る「バリア機能」が低下してますます刺激を受けてしまうという、負のスパイラルを招くこともあります。

 

3つのマスク荒れ対策

  1. マスク内の汗をふく
    マスク内の湿気で雑菌が繁殖するのを防ぐためにも、汗をかいたらこまめにふき取りましょう。汗をふく時は肌をこすらず、軽く押さえるようにすることで、肌への刺激を抑えることができます。また、ふいた後は保湿ケアをして、汗で失われた水分を補うとさらに良いです。

  2. 洗顔は丁寧に
    「マスクで肌が隠れているから」とスキンケアを疎かにしていると、肌のバリア機能が低下し、ますます肌が荒れやすくなります。マスクで隠れていた部分もしっかりとクレンジングと洗顔をして清潔に保ちましょう。
    洗顔後は肌のバリア機能を守るために、保湿を重視したスキンケアをすることが大切です。化粧水で潤いを補給した後、乳液やクリームなど油分を含んだアイテムを用いて、肌に潤いを閉じ込めます。

  3. 摩擦を防ぐ
    綿やシルク素材のマスクは、肌への刺激を抑えることができます。また、不織布マスクが肌に合わない場合は、ガーゼやコットンをはさんだり、保湿クリームを塗って摩擦による刺激を抑えるという方法もおすすめです。

 

新しい生活様式となったマスクの着用による肌トラブルの原因と対処法を知ることで、マスク荒れを未然に防ぐことができます。まずは日頃から丁寧なスキンケアを心がけて、すこやかな肌のキープを目指しましょう。